ごあいさつ

皆さまには、平素より岐阜信用金庫に格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

さて、平成27年度の日本経済を振り返りますと、経済財政政策の推進により、雇用・所得環境が改善し、また円安、原油価格の低下等により、概ね緩やかな回復が続きましたが、中国をはじめとした新興国経済の減速から、大企業を中心に輸出が伸び悩み、個人消費や設備投資の回復に遅れが見られるようになりました。

さらに、地元中小・零細企業の景況感についても、少子高齢化等の構造的要因に加え、原材料費の高止まり等の影響もあり、足踏みの状況が続きました。

不透明感が広がる状況において、金融市場については、それまでの円安・株高基調が徐々に不安定となりました。また、物価動向については、緩やかな上昇基調にあるものの、平成28年1月には日本銀行によるマイナス金利政策が発表され、デフレ脱却に向けた動きが加速しました。今後は、各種政策が実体経済に波及し、雇用・所得環境がこれまで以上に改善され、経済の好循環が着実に進展することで、本格的な景気回復が期待されます。

こうした中、当金庫はますます多様化するお客さまのニーズに積極的に対応するため、平成27年12月には「バンコク駐在員事務所」を開設し、一層踏み込んだ海外支援業務ができる体制を整備いたしました。また、地域経済の発展と活性化を図るため、岐阜市をはじめとする各自治体と地方創生に関する連携協定を締結いたしました。

今後も「地域社会繁栄へのご奉仕」「地元中小企業の健全な発展のサポート」「豊かな家庭生活実現のお手伝い」という経営理念のもと、質の高い総合金融サービスの提供に努めてまいります。

皆さまにおかれましては、これからも変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。

平成28年7月