経営管理・リスク管理

経営管理(ガバナンス)の基本的な考え方

当金庫では、法令等遵守や各種リスクの的確な管理などの内部管理能力を高め、監査機能の発揮により、適切な経営管理(ガバナンス)を実施し、適時適切なディスクローズにより経営の透明性を高めていくことが、ステークホルダーである出資者やお客さまの信頼・満足度を向上させるとともに、地域社会への貢献、地域における存在意義の向上につながるものと考えております。
こうした考え方に基づき、当金庫は、協同組織金融機関としてのガバナンスの向上を図るため、「経営理念」「経営方針」を定め、総代会、理事会、監事会等による経営のチェック機能を活かし、健全かつ効率的な経営および意思決定の迅速化等に努めております。

内部管理態勢の整備

当金庫および子会社・関連会社の業務の健全性および適切性を確保し、内部管理態勢の充実、強化を図るため、理事および職員ならびに子会社・関連会社の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制、理事の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制、当金庫および子会社・関連会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制をはじめとする11項目の体制整備に係る方針を「内部管理基本方針」として理事会で決議し、内部管理態勢の整備に取組んでおります。

経営管理体制

平成29年6月30日現在

リスク管理態勢の充実

国際化の進展や金融技術・情報技術の進歩、お客さまニーズの高度化などに伴い、金融機関が直面しているリスクは多様化・複雑化しており、リスク管理の重要性はますます高まっています。当金庫では、経営の健全性の維持・向上の観点から、リスク管理を経営の最重要課題の一つと位置付け、リスクを統合的に管理するリスク統括部を設置し、様々なリスクに対応したリスク管理方針・規程等を整備して、地域に根ざした金融システムの担い手として健全で収益力の高い経営の実現を目指しております。

統合的リスク管理

統合的リスク管理とは、直面するリスクに関して、それぞれのリスクカテゴリー毎に評価したリスクを総体的に捉え、経営体力(自己資本)と比較・対照することによって自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。
当金庫では、リスク管理の高度化を目指して、各々のリスクを個別に管理するだけでなく、可能な限りVaR(バリュー・アット・リスク)(※注)などの統一的手法でリスクを計測しています。また、それらを統合的に把握したうえで、経営体力に見合ったリスク制御により経営の健全性および業務の適切性の確保に努めております。
具体的には、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクについて資本配賦を実施し、リスク量を自己資本の一定範囲にコントロールするとともに、バンキング勘定における金利リスク、与信集中リスクおよび信用部門、市場部門のストレス事象についても自己資本対比で評価しております。
また、統合的リスク管理の統括部署としてリスク統括部を設置し、統合的リスク管理の状況や各リスクの状況をリスク統括委員会、理事会へ報告する体制を整備しております。

(※注)VaR(Value at Risk)
金融資産を一定期間保有する場合、過去のデータをもとに算出された、特定の保有期間内に特定の確率の範囲内で起こりうる最大損失額のことです。

リスク管理体制

平成29年6月30日現在